響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ 感想
ユーフォの映画を観てきたのでその感想。
ネタバレ要素を多分に含むので、駄目な人は読まないでね。
全体としての感想は「響け!ユーフォニアム」最高!!に尽きる。ユーフォの世界が続いていて、100分間浸れていたことが本当に幸せだった。
新入生も魅力的だし、3年生がいなくなっても全く色褪せない、ユーフォの素晴らしさがありました。もちろん人間ドラマや部活の熱さはあって、初見の人でも充分楽しめるだろうけど、やはり既存の、「響け!ユーフォニアム」が好きな人に向けられた映画なのかなと感じた。制作側はそこら辺の需要が分かっているのが素晴らしい。
ここからは、適当に場面をピックしながら。
久美子、秀一の絡み
いやもう、尊い。最高。
アニメ一期の頃に百合の民と、ユーフォは「百合じゃない」ということに対して、別ベクトルから語り合ったが、安易に百合に走らないのが良いよね。久美子マジで良い女。今まで、ユーフォは恋愛面はそこまで深く掘り下げていなかったように思うけど(部内かプルが1つしか描写されてないとかの意)、今回の映画は、恋愛の描写も随所に入ってて、そっちの面でも青春を感じられたのが良かった。
サンライズフェスティバル
ストーリー的には、チューバ組がメインで、久美子、葉月の先輩になった成長が見られたり、みっちゃんが心を開いたりと普通に良かったですが、デカリボン先輩がめちゃくちゃ良かった。練習で、あすか先輩を目指す姿は、部長としての覚悟がカッコ良くて失敗する姿が可愛かったし、何より、本番のリボンをしてないデカリボン先輩可愛すぎでした。しっかり成功させるのも可愛い。マジエンジェル。
県祭り
さっきも触れたけど、久美子ホント可愛い。秀一との別れ際、もう少しで気持ち悪い声を出すところだった。限界オタク。手を繋いで走ってるの青春感強くて良かったです。
麗奈との大吉山は、聖地巡礼したのあってエモかった。映画で描いてくれたの本当にありがとうございます。
オーディション
今作のキーパーソン、奏ちゃんメイン。終始、天ちゃんの演技が光っていて本当に良いキャラをしていた。あすかは久美子がユーフォっぽいと表現していたけど、ユーフォ吹いてる人間はクセがある人ばっかだし、みんなユーフォっぽいのかなぁとか思いました。楽器の知識無いけど。夏紀先輩だけは普通に人間できてる人なので違うかも。
コンクール
作画がとにかくヤバい。「リズと青い鳥」の思い出がどんどん蘇って、みぞれと希美の絆にひたすら感動していた。この二人、一言も喋ってないの、後から知ってビビった。台詞がなくても、完全にメインの登場人物だったし、演出って凄いなぁと思いました。
フィナーレ
優子が泣いてた雰囲気出さすに後輩へメッセージ送ってたり、みっちゃんがチューバ組に決意表明したりと畳み込んで来たの凄かったです。劇場のいたる所から、泣いてる声がした。
そして最後の終わり方。奏…。エモい。これからどんどん成長していくんでしょう。
ということで、マジで最高の作品でした。「響け!ユーフォニアム」。続編も期待できる終わり方だし無限に待っています。
余談ですが、入場者プレゼントは、夏紀&優子でした。一番欲しかったやつなので嬉しい。細部も見たいし、第3週のが全部欲しい感じなのでまた行きそう。